2020年10月12日月曜日

10月のはじめのいっぽの様子

 10/11に「はじめのいっぽ 〜イソップからはじめよう」を行いました。
コロナ感染が収束しているとは言えない中、台風の影響は少なかったですが晴天とは言えない中、14名の参加者がありました。教員の方はもちろん、演劇をやってる方、保護者(PTA)の方、会社員の方など、多様な方に参加頂き、どの立場の人にとっても刺激的なワークショップだったようです。

・簡単にストレッチ
・ディスタンスをとるための歩くゲーム
・距離を取っての伝言ゲーム
・身体で物の形を表現するゲーム

とウォームアップをして、いよいよイソップのお話に取り組みました。

まず、3グループに分かれて、「コウモリとイバラとカモメ」のお話に取り組みました。
これは、一人朗読する人を決め、他の人は朗読に合わせて動きで表現するというものです。

「小学校でも、例えばソーラン節や八木節をやっても、今は声を出さないでやってるという話を聞きました。とするならば、声を出す人を別に置いたり、録音したりして表現することも、今の学校でやれることではないでしょうか?(こーた)」

3つのグループともそれぞれの表現を楽しんでいました。




次に行ったのは、名付けて「Zoom演劇」。これは進行役のすずきこーたの造語で、他の方がやられていても関係はありません。

別の3つのグループに分かれて、
「人とライオンが旅をする話」
「ツバメと他の鳥たち」
「カササギとカラス」
という3つ別々な話を選びます。そして、実際にZoomでやるわけではありませんが、イスに座ったまま、正面を向いて、つまりパソコンやスマホに向かっているように、演技をします。

今度はナレーターのように朗読するのではなく、言葉(セリフ)や少ない動きで表現します。
難しそうに聞こえるかもしれませんが、どのグループも表現ゆたかに発表していました。



以下は参加者のアンケートの抜粋です。

とても面白かったです!!イソップ物語をこんなに深く読みこんだのは初めてです。全く知らなかった人たちと、何かをつくりあげることで、一気に関係が深まることが、毎度毎度、すごいあと思います。物語、2バージョンでつくってみて、とっても新鮮でした。

(ようよう)


大変面白かったです。色々な可能性を見ることができました。zoom も捨てたものではない!と。動きが減る分、より本質的な面にアプローチする様になるのだなと感じました。

(しずく)


初めて参加しましたが、楽しかったです。

演劇を使った日本語教育をしたいと考えていますが、なかなかどのようにやるか具体的に考えられず、悶々としていました。今回のワークショップで体験したことを、授業でも部活でもいかしていこうと思います。またぜひ参加したいです。ありがとうございました。

(みほ)


これからも様々な企画を考えていきます。お時間ある時にぜひご参加下さい!