2024年3月28日木曜日

演教連 平和を考えるシリーズ「ガザ・モノローグを読む」

2024年5月3日(金)13時半〜16時半
国立オリンピック記念青少年総合センター 小練習室

(一社)日本演劇教育連盟は、「演劇と教育」を考え、研究し、実践する団体です。子どもたちの明るい未来のため、教育はかかせないものです。そして、教育現場における演劇活動は、表現する楽しさ、他者を思いやる心、達成感、自己肯定感を得るなど、生きていく上で大切な糧となる活動です。
同時に私たちは「平和」ということを抜きに、教育や演劇を考えることは出来ないと考えています。「演技がうまくなる」「コミュニケーション力を高める」といったことだけではなく、子どもたちが、人間が生きていく上で最も大切なことが、演劇と教育の中にはたくさん詰まっています。

演教連ではこれまでも「平和」に関わる講座の開講や、活動を行ってきましたが、今後は「平和を考えるシリーズ」として、もっと積極的に活動していこうと思います。


「戦争と平和」だけではなく、自然災害や貧困、ジェンダーの問題など、日本や世界で起きていることにもっと目を向けながら、演劇と教育について考えてきます。
今回は、 ASHTAR Theatre(アシュタール劇場)の企画である「ガザ・モノローグ」の日本語訳を、声に出して読む会を企画しました。
以下は「ガザ・モノローグ日本語訳」のHPからの引用です。

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ガザ・モノローグとは

“The Gaza Mono-Logues”(ガザ・モノローグ)は、パレスチナ・ヨルダン川西岸地区に拠点を置く ASHTAR Theatre(アシュタール劇場)の企画です。2008年〜2009年のイスラエルによるガザの大規模侵攻を経験した子どもや若者33人が書いたモノローグ集は、世界30カ国以上で上演されました。2014年のガザ侵攻時にもモノローグは追加され、2023年10月以降は、「ガザ・モノローグ2023」として、アシュタール劇場のウェブサイトに新しいテキストが順次公開されています。

The Gaza Mono-Logues – ASHTAR Theatre
https://www.gazamonologues.com/



アシュタール劇場について 

1991年創立。フォーラム演劇や立法演劇など「被抑圧者の演劇」をパレスチナに導入し、コミュニティと密接に関わる社会的演劇活動を行う。パレスチナ初の演劇学校として若い世代の育成を行う他、ドラマを用いた子どもの心理社会ケア事業も行っている。
「ガザ・モノローグ2023」は、ガザ支部の俳優・演出家・トレーナーであるアリー・アブー・ヤースィーンが主に創作している。

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詳しくは、「ガザ・モノローグ日本語訳」をご覧下さい。

演教連では、下記のように「ガザ・モノローグを読む」を開催いたします。ご興味のある方は、ぜひご参加下さい。

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ガザ・モノローグを読む

日時:2024年5月3日(金)13時半〜16時半
場所:国立オリンピック記念青少年総合センター 小練習室
定員:15名
参加費:1,000円

※参加費は、会場費等経費を除いた一部をヨルダン川西岸地区で実施している子どもたちの心理社会ケア事業へ寄付いたします。

内容:ガザ・モノローグ日本語版を声に出して読み、少し身体も動かして、感じたことや、改めて大切にしたいことなどを話し合い、平和について考えようと思っています。

進行:すずきこーた
お申し込みフォームはこちら

主催:(一社)日本演劇教育連盟
協力:演劇デザインギルド




 #ガザモノローグ  #gazamonologues