2020年9月20日日曜日

10月のはじめのいっぽ

 こんにちは、演教連です。

2学期がはじまり、地域や学校によって、「やれること・やれないこと」「やろうとしていること・やめようと決めたこと」などなど、日々目まぐるしく状況は変わっていると思います。

そんな中10月も「はじめのいっぽ」をおこなうことにしました。

コロナ渦の中、学校で発表会をやるというのが難しい状況になっていると思います。

学芸会や運動会がなくなってしまっても「表現したい」「楽しいことをやりたい」と考える子どもや先生もいらっしゃると思います。

学年や学校で大掛かりなことをやり、たくさんの保護者で体育館(客席)が埋まることだけが「演劇」の楽しさではないはずです。「たいへんだー」「めんどうだー」と思わずに、今年は思いきって、クラスだけの「ミニミニ学芸会」を考えてみませんか?


今回の「はじめのいっぽ」は、「小さな劇発表をはじめてみよう!」ということに焦点をおきました。まさに「劇づくりのはじめのいっぽ」です。自分たちで創作するのも楽しいですが、「ハードルが高い!」と思われるかもしれないので、今回は「イソップのお話(イソップ寓話)」を題材にやってみます。

もちろん、小さな劇だけではなく、来年度以降の学年でやるような劇づくりにも繋がっていくと思いますが、とにかく、難しいことは考えずに「今やれる」劇づくりを体験してみませんか?


今こそ、演劇が学校には必要です!


もちろん、学校の教員でなくても、地域の劇づくりをやりたい人、ただ自分が楽しみたい人など、どなたでも参加可能です。ぜひ、ご参加下さい!


10月のはじめのいっぽ イソップからはじめよう

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日時 2020年10月11日(日) 10時〜12時
場所 国立オリンピック記念青少年記念センター カルチャー棟中練習室

定員 15名 ※感染対策のため、部屋の使用定員の半分以下でおこないます

参加費 演教連会員1,000円 / 会員以外の方1,500円

お申込み こちらのお申し込みフォームからお願いいたします。


主催:日本演劇教育連盟






   


9月のはじめのいっぽの様子

 コロナ渦の中、9/19に、国立オリンピック青少年総合センターにて、田代卓(演教連理事)による「実践!もしエン」のはじめのいっぽが行われました。

参加者10名で、広い活動室で、フェイスガードをしながら、距離を保ちながらの活動になりました。

まず、円になって自己紹介をし、発声する時の口の形、外郎売り、「芋ようかん」を2グループに分かれてやってみる、谷川俊太郎の「これはのみのぴこ」など、実際に「もし初めて演劇部の顧問になったら(もしエン)※アマゾンはこちら」やってみる活動が満載でした。

参加者からは

・劇の楽しさは、実際にやってみないと、何が楽しくて舞台に人が立つのか分からないもので、今回楽しさを知ることが出来たことが一番良かったです

・教えられるようになると、自分のレベルアップに繋がると気づきました。自分が演技をやっていて常々思っているのですが、芝居をやると日本語の勉強にもなり、人間関係の勉強も出来るし、知らないことが出来たら調べるということもやるので、みんなが演劇を経験すればいいのにと思っています。そのためにも、こういう活動を発展させて頂けたらと思います。

・基本の発声の重要性を再認識しました。

などなど、充実した様子を感想で語って下さいました。
続けてやってほしいという声も多かったので、「実践!もしエン」の機会を作りたいと思います。