2025年8月6日水曜日

はじめての照明 9月

こんにちは、えんきょうれん(演教連)です。
6・7月におこなった「はじめての照明」ですが、好評につき9月にもおこなうことになりました!内容は6・7月と同じですが「もう一度照明卓に触ってみたい」というリピーターも大歓迎です。

皆さんの活動の中で、照明をどんな風にやっていますか?

体育館の舞台や、大会で使用するホールなど、照明となると「難しそう」というイメージがあるかもしれません。でも今は技術が進んでいて、ご自身で考えるより、簡単かもしれません。

「はじめての照明編」では、軽く消費電力少ないLEDライトを使用します。教室や集会場でも使えるほど手軽なんです。1つの照明ででもでもでも、フェーダーを上げるだけで色を変えることが出来ます!

実際に照明や照明卓を触ってみて、使い方を体験します。まずは触れて見ることから始めましょう。簡単な照明から、ピカピカ点滅する照明のやり方などにも挑戦!DMX規格(LEDライトなどを制御する規格です。知らなくて大丈夫です)のことも少しだけお話します。
ワークショップだから、いっぱい失敗して楽しみましょう!

事務所で行うこともあり、定員を少なめにして、実際に試してみる時間を長めにします。分からないこと、忘れてしまったことなど、何度でも質問できます!

「初めて照明を触りました!機械も得意ではないので、不安でしたが、想像よりも手軽で、それこそ『はじめのいっぽ』を踏み出せました!(えりこさん)」と、7月のワークショップで感想を頂きました。ぜひご参加下さい!

皆さんのご参加をお待ちしております。

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はじめのいっぽ はじめての照明編

日時1:2025年9月6日(土)11時〜13時 まだ余裕があります
  2:2025年9月6日(土)14時〜16時 あと1名受け付けます(9/1時点)

場所:(一社)日本演劇教育連盟事務所(山手線大塚駅下車徒歩3分)

講師:すずきこーた(演劇デザインギルド)

参加費:演教連会員 2,000円 / 一般 2,500円

定員:各回とも4名(先着順)

受付中です!

申込方法:こちらの申し込みフォームからお申し込み下さい

お問い合せ:joinenkyoren@gmail.com

主催 一般社団法人日本演劇教育連盟

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2025年6月26日木曜日

はじめのいっぽ「はじめての照明編」締め切りました

 みなさま

はじめのいっぽ「はじめての照明編」は、定員に達しましたので受付を締め切らせて頂きました。8月以降開催する予定ですので、興味のある方は、もうしばらくお待ち下さい。日程が決まり次第、こちらのブログでお知らせさせて頂きます。

2025年5月27日火曜日

はじめのいっぽ 「はじめての照明編」

久しぶりのブログ更新です。
昨年は、世の中が活動的になってきたこともあり、「はじめのいっぽ」自体を開催することが非常に難しい年でした。一方で「指導者養成セミナー」への参加者数は増えており、興味・関心のある方が増えていることも実感しています。

今年は「はじめのいっぽ」も何度か開催したいと考えていますが、特に「照明」についての「はじめのいっぽ」を踏み出してみようと考えました。その名も「はじめての照明編」です。



学校や地域などで演劇の発表会をやられている方も多いと思います。そんな時、照明はどうしていますか?

体育館の舞台や、大会で使用するホールなど、照明となると「難しそう」というイメージがあるかもしれません。でも今は技術が進んでいて、思ったより簡単かもしれません。

今回の「はじめての照明編」では、軽く消費電力少ないLEDライトを使用します。教室や集会場でも使えるほど手軽なんです。1つの照明ででもでもでも、フェーダーを上げるだけで色を変えることが出来ます!

実際に照明や照明卓を触ってみて、使い方を体験します。まずは触れて見ることから始めましょう。簡単な照明から、ピカピカ点滅する照明のやり方などにも挑戦!DMX規格(LEDライトなどを制御する規格です。知らなくて大丈夫です)のことも少しだけお話します。
ワークショップだから、いっぱい失敗して楽しみましょう!

今回は、演教連の事務所で行うこともあり、定員を少なめにして、一人一人が実際に試してみる時間を長めにします。分からないこと、忘れてしまったことなど、何度でも質問できます!

実際に触ってみた照明や照明卓をレンタルすることも考えています。
ご自分の学校など、導入前にお試しで使ってみてはいかがでしょうか?

皆さんのご参加をお待ちしております。

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はじめのいっぽ はじめての照明編

日時1:2025年6月15日(日)13時〜15時 終了しました
  2:2025年7月20日(日)13時〜15時 残り1名です(6/15)

場所:(一社)日本演劇教育連盟事務所(山手線大塚駅下車徒歩3分)

講師:すずきこーた(演劇デザインギルド)

参加費:演教連会員 2,000円 / 一般 2,500円

定員:各回とも4名(先着順)

受付開始:2025年6月1日

申込方法:こちらの申し込みフォームからお申し込み下さい

お問い合せ:joinenkyoren@gmail.com

主催 一般社団法人日本演劇教育連盟

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2024年5月7日火曜日

ガザ・モノローグを読む 記録(2024.5.3)

 2024年5月3日、東京・代々木にあります国立オリンピック記念青少年総合センターにて、「ガザ・モノローグを読む」ワークショップが行われました。雲一つない快晴で、とても気持ちの良い日でした。

ガザ・モノローグは、パレスチナ・ヨルダン川西岸地区に拠点を置く ASHTAR Theatre(アシュタール劇場)の企画で、2008年〜2009年のイスラエルによるガザの大規模侵攻を経験した子どもや若者33人が書いたモノローグ集です。2023年からは「ガザ・モノローグ2023」としてとしてテキストが順次公開されていています。
今回は、日本語に翻訳されている「ガザ・モノローグ2023」から、「ラマー」「ヒバ・ダーウードの証言」を読みました。


今回のワークショップは、読むことが主な活動ですが、参加者同士が初対面なので、自己紹介や身体を動かしたコミュニケーションゲームなどから始まりました。

少しお互いを知った後、「ガザ・モノローグを読みたいと思うのですが、パレスチナの状況というか歴史について少し知りたい人はいますか?」と進行のすずきこーたが聞くと、改めて確認しておきたいという人が数名いたので、簡単にパレスチナの歴史(主には第一次世界大戦のころから)を振り返りました。

パレスチナの状況を振り返った後、車座になり、段落ごとに「ガザ・モノローグ」を声に出して読みました。黙読するよりのと声に出すのでは、また違った印象があります。「テキストと自分自身に距離がある気がするので、もう少し近づくようなアクティビティに今日は挑戦しようと思います」という進行のすずきこーたの想いが伝えられました。

最初にやったのは、ペアになり、読んだテキストの中の短い会話の部分を取り出し、何度も何度も二人でくり返して言う、ということです。兵士を演じた人は「事務的な気持ちになる」、市民の人は「あきらめも感じられた」とおっしゃっていました。同じ言葉をくり返しているだけですが、「上手く読もう」というよりも、その言葉を発した人物の気持ちに近づいてくるような気がしました。

ここで少し身体を動かすために、小林一茶や正岡子規の俳句を身体で表現しました。これは、この後の活動の練習でもありました。
「ラマー」と「ヒバ・ダーウードの証言」の二つのグループ(5人ずつ)に分かれ、テキストの一部を読むだけではなく、身体でも表現しました。身体で表現すると、テキストのセリフのない登場人物の気持ちが理解できるような気がして、テキストを理解できるというか、テキストとの距離が近づいたような気がします。

最後の感想では

・手を挙げるなどの不自然な姿勢でストップしていると、差し迫った状況が伝わってきた。

・緊迫感とその状況の無機質感が伝わってくる。

・複数でやってみて、その場にいた人々の連携して事にあたる様子、互いが互いを助ける情景、その場にいた一人ひとりに物語があることが伝わってきた。

・テキストと自分の距離をどう埋めるのか、想像することで補う。

終わった後に寄付を募り、参加費の一部と一緒にヨルダン川西岸地区で実施している子どもたちの心理社会ケア事業へ寄付いたしました。

簡単にではありますが、報告を終わります。
毎日世界の平和について考えることは難しいと思いますが、決して忘れるのではなく、思いを繋ぎながら、平和を考える活動をこれからも続けて行きたいです。

#ガザモノローグ  #gazamonologues

2024年3月28日木曜日

演教連 平和を考えるシリーズ「ガザ・モノローグを読む」

2024年5月3日(金)13時半〜16時半
国立オリンピック記念青少年総合センター 小練習室

(一社)日本演劇教育連盟は、「演劇と教育」を考え、研究し、実践する団体です。子どもたちの明るい未来のため、教育はかかせないものです。そして、教育現場における演劇活動は、表現する楽しさ、他者を思いやる心、達成感、自己肯定感を得るなど、生きていく上で大切な糧となる活動です。
同時に私たちは「平和」ということを抜きに、教育や演劇を考えることは出来ないと考えています。「演技がうまくなる」「コミュニケーション力を高める」といったことだけではなく、子どもたちが、人間が生きていく上で最も大切なことが、演劇と教育の中にはたくさん詰まっています。

演教連ではこれまでも「平和」に関わる講座の開講や、活動を行ってきましたが、今後は「平和を考えるシリーズ」として、もっと積極的に活動していこうと思います。


「戦争と平和」だけではなく、自然災害や貧困、ジェンダーの問題など、日本や世界で起きていることにもっと目を向けながら、演劇と教育について考えてきます。
今回は、 ASHTAR Theatre(アシュタール劇場)の企画である「ガザ・モノローグ」の日本語訳を、声に出して読む会を企画しました。
以下は「ガザ・モノローグ日本語訳」のHPからの引用です。

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ガザ・モノローグとは

“The Gaza Mono-Logues”(ガザ・モノローグ)は、パレスチナ・ヨルダン川西岸地区に拠点を置く ASHTAR Theatre(アシュタール劇場)の企画です。2008年〜2009年のイスラエルによるガザの大規模侵攻を経験した子どもや若者33人が書いたモノローグ集は、世界30カ国以上で上演されました。2014年のガザ侵攻時にもモノローグは追加され、2023年10月以降は、「ガザ・モノローグ2023」として、アシュタール劇場のウェブサイトに新しいテキストが順次公開されています。

The Gaza Mono-Logues – ASHTAR Theatre
https://www.gazamonologues.com/



アシュタール劇場について 

1991年創立。フォーラム演劇や立法演劇など「被抑圧者の演劇」をパレスチナに導入し、コミュニティと密接に関わる社会的演劇活動を行う。パレスチナ初の演劇学校として若い世代の育成を行う他、ドラマを用いた子どもの心理社会ケア事業も行っている。
「ガザ・モノローグ2023」は、ガザ支部の俳優・演出家・トレーナーであるアリー・アブー・ヤースィーンが主に創作している。

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詳しくは、「ガザ・モノローグ日本語訳」をご覧下さい。

演教連では、下記のように「ガザ・モノローグを読む」を開催いたします。ご興味のある方は、ぜひご参加下さい。

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ガザ・モノローグを読む

日時:2024年5月3日(金)13時半〜16時半
場所:国立オリンピック記念青少年総合センター 小練習室
定員:15名
参加費:1,000円

※参加費は、会場費等経費を除いた一部をヨルダン川西岸地区で実施している子どもたちの心理社会ケア事業へ寄付いたします。

内容:ガザ・モノローグ日本語版を声に出して読み、少し身体も動かして、感じたことや、改めて大切にしたいことなどを話し合い、平和について考えようと思っています。

進行:すずきこーた
お申し込みフォームはこちら

主催:(一社)日本演劇教育連盟
協力:演劇デザインギルド




 #ガザモノローグ  #gazamonologues